過ごし方無限大

都会に近い避暑地

都会からうーんと離れなくたって、別天地がありますよ。

都会に近い避暑地

頬をなでる涼しい風、みるみる身体に酸素がいき渡るような新鮮な空気。夏、高原地帯ならではの心地よさは、都会では到底味わえない清涼感があります。
キャンプに出かけた時など、その高原地を歩いていると、ふと、静かな土地に遭遇するものです。そこは穏やかな生活がある所、別荘地です。
いったいどんな人が住んでいるのかな、有名人かしらと想像を巡らせるのは楽しいもの。けれども、洗練された建物から出てくる人は、拍子抜けするほど自然のなかに溶け込んだ様子で、気取りも気負いもなし。派手なTシャツを着ている自分が気恥ずかしくなったりして…。
ところで、避暑地というと遠くにあるものと思いがち。でもそれは案外、心のなかで作り出した距離かもしれません。
たとえば、名古屋から車を走らせて2時間程度で、岐阜県奥美濃へ。東海北陸自動車道の高鷲インターチェンジからほどなく、明野高原があります。
都会の暑苦しい夏から逃れて、高原地へ。もしも、そこに我が家があったなら…。想像しただけで涼しくなりそうです。
そうそう、明野高原までのドライブ途中におすすめなのが、郡上八幡での散策です。情緒にあふれた小さな城下町を歩けば、心もホッ。7月から9月にかけて行われる郡上おどりの輪のなかへ、入っていくのも楽しいですよ。

遊びのベースキャンプ

太平洋へ、日本海へ。遊びの拠点は、頼もしくなくちゃ。

遊びのベースキャンプ

田舎暮らしを実現させた人々のなかには、インターネット上で自分のホームページを開き、日々の生活を紹介する人が多くいます。
そのなかで興味深いのは、田舎暮らしの皆さんが、いかに“遊び上手”かということ。スキーやキャンプ、川遊び、ハイキングと次々と楽しい様子が伝わってきます。それもそのはず、自分の家はたくさんある遊び場所のまん真ん中。登山の時のベースキャンプのようなもので、さまざまな遊びの拠点となっているのです。
たとえば、岐阜県高鷲町の明野高原。ここに憧れのログハウスを建てるとすると、どんな遊びが待っているのでしょう…。まず、なんと車で10分以内のところにキャンプ場、乗馬クラブ、スキー場、天然温泉、ゴルフ場があります。20分以内の場所には、3つの温泉、スキー場、花のテーマパーク、ゴルフ場。さらに30分以内と場所を広げると、日本の滝百選の一つ「阿弥陀ヶ滝」や長良川の源流地、西日本最大級のスキー場があるのです。これだけ揃っていると、シーズンともなれば、のんびりしてもいられません。都会の友人も誘って、ファミリーでにぎやかに出かけたくなりますね。
ちなみに、ひとりでゆっくりと趣味の時間を楽しみたいという大人には…。自分だけの秘密の場所を見つけて、釣りや読書にいそしんだり、星空を眺めたり。幼いころの探検基地のごとく、男の隠れ家(リトリート)としての過ごし方もオツですよ。

終のすみか

今から、ここから。定年後のしあわせな人生設計を。

終のすみか

長年勤めた会社を定年退職した後、住まいを移して、第二の人生をスタートする夫婦が増えています。Hさん夫婦の場合は、今まで住んでいた名古屋市内にある家を娘夫婦に譲り、自分たちは岐阜県高鷲町にある別荘地に新しく家を建てて移り住みました。
便利な都会での暮らしをやめて、なぜわざわざ田舎へ?とも思うのですが、それは人それぞれの「夢」。定年前から山登りに夫婦で出かけていたHさん夫婦は、都会では味わえない田舎の良さにどんどん魅了され、田舎暮らしへの夢を膨らませていったのだと言います。
さて、Hさんたちの土地探しの絶対条件としては、娘夫婦の家から遠くないこと。さらに自然が豊かで温泉があること、新参者でも苦労なく溶け込める雰囲気であることなどがありました。
そんな条件をクリアして最終的に選んだのが交通の便がいい高鷲町明野高原にある“別荘地”です。車で10分ほどの距離には温泉もあり、もちろん自然環境は抜群、山々を眺めながらの暮らしです。また別荘地のため住人もみな同じような立場の人ばかり。都会からの移住組も暮らしやすいというわけです。
さて、念願の田舎暮らしの日々は、農作物の世話をしたり、散歩をしたり…。週末には孫たちもやってきて賑やかになるのだとか。
定年後の別荘ライフは、終(つい)のすみかというより、新しい人生のステージ。穏やかななかにも新鮮さに満ちた暮らしを創っていけるのかもしれませんね。

避難場所

家族の避難場所。ちゃんと用意してますか。

避難場所

阪神・淡路大震災が起きたのは平成7年のこと。テレビニュースでは次々と悲惨な状況を知らせる映像が流され、日本国中の人々が震災の恐ろしさを目の当たりにしました。誰もが慌てて防災グッズを用意したり、我が家の補修や室内の点検をしましたね。
さて、近い将来に予測されている大地震に「東海地震」があります。最近では被害を想定している地域も拡大され、各自治体でもさまざまな対策をしています。しかし、最も大切なことは「自分たちの生命や暮らしは自分たちで守る」ということ。先の阪神・淡路大震災で学んだこの姿勢を忘れずにいたいものです。
そこで考えたいのが「避難場所を持つ」ということです。それには、今住んでいる家から遠くない安全とされる地域で、電気・水道などのライフライン、交通アクセスも整備された場所で住宅を確保することが重要です。ちなみに、岐阜県高鷲町は、東海北陸自動車道を利用することで県外からもアクセス良好。名古屋市からなら車で約2時間。もちろん、東海地震において危険とされる地域には含まれていません。
災害時にも有効活用できるセカンドハウスを持つことは、とても心強いことです。購入は難しくても、貸別荘(コテージ)というシステムを利用してもいいし、余裕があれば、貸別荘を所有・経営するオーナーになっておけば、普段は賃料を得ながら、いざという時に自分の避難場所としても使えます。
被害は忘れたころにやってくる…。あの強烈な記憶がどんどん薄れていってしまう前に、ご家族でじっくり考えたいテーマですね。

農作業体験

自給自足の醍醐味。これって、人間の原点なのかも?

農作業体験

「ダーチャ」という言葉を知っていますか。これはロシア語で、日本の辞書では“別荘”と訳されています。でも、私たちがイメージするリゾート地の別荘とは、ちょっと違います。ダーチャとは、質素な小屋と小さな家庭菜園が組み合わさったもので、町の郊外によく見られます。これはロシア人にとって特別な存在ではなく、自給自足の場として日常的なものなのだそうです。
ところで、田舎暮らしの醍醐味の一つに「農作業を楽しむ」ということがありますね。土に触れ、種を蒔き、世話をする楽しさ。そして、実がなり、収穫できる喜びは格別です。それらを食卓に並べいただくとき、改めて自然と共生することの尊さを感じずにはいられませんね。
岐阜県奥美濃は、空気と水の綺麗さは折り紙付き。郡上八幡の宗祇水(そうぎすい)は名水百選になっていますし、高鷲村で採れる大根は、その味の良さから全国的に有名です。清らかな水と高原地の澄んだ空気が作り出す自然からの贈り物です。
さて、ダーチャの話に戻ります…。この家庭菜園の目的は、実は自給自足のためだけではないようです。週末ごとに家族で農作業に出かける人々にとって、ダーチャは家族だんらんの大切な場所。近くの山や川で、魚を釣ったり、きのこをとったりとレジャーの要素も含まれています。
厳しい冬を生き抜くロシア人の生活の工夫は、ファミリーで季節を味わう喜びにもつながっているわけですね。私たちの生活にも、農作業を育てながら季節を味わうダーチャを加えてみたくなりませんか。

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